地球あやうし!! 『ジオストーム』監督が選ぶ“必見ディ
地球の気象をコントロールしていたはずの人工衛星が暴走し、異常気象が人類を襲う様を描くディザスター(災害)映画『ジオストーム』が19日(金)から公開になる。監督を務めたのは『インデペンデンス・デイ』『GODZILLA(1998年)』『スパイダー パニック!』などの製作を手がけたディーン・デブリンで、新作の公開に合わせて自身が選ぶ“必見ディザスター映画”を発表した。ビルが壊れる、地面が裂ける、とてつもない寒波がやってくる、巨大な竜巻が起こる、予告なくエイリアンが襲ってくる、予告なくNYでオオカミ軍団が大暴れする、巨大化したクモが街を襲う……これまでに多くのディザスター&パニック映画で人類は窮地に直面してきたが、デブリン監督は「より大きな障害が立ちはだかる時に、様々な背景を持った人たちがひとつにまとまり、同じ目的に向かって力を合わせるところ」がディザスター映画を観る上のポイントだという。中でも“パニック映画”を一大ジャンルに押し上げた製作者アーウィン・アレンが手がけた『ポセイドン・アドベンチャー』『タワーリング・インフェルノ』を気に入っており、本作を作るうえで参考にしたそうだ。「食事を共にしそうにないふたりがお互いのために命を張ったりする。パニック映画が人の感情を揺さぶるのは、誰しもが持っている人間性を思い出させてくれるからだと思うよ」
監督が語る通り、『ポセイドン…』では豪華客船で、『タワーリング…』では高層ビルで巨大なトラブルが発生し、そこに居合わせた様々な境遇の人々が力を合わせて難局に立ち向かう。『ジオストーム』でもこの流れは引き継がれており、気象コントロール衛星の暴走によって引き起こされた未曾有の危機に科学者や政府関係者らが力を合わせて対処する。
ちなみにデブリン監督は「これはちょっと慎みのない発言になってしまうけれど…一番好きなディザスター映画は『インデペンデンス・デイ』かな」と宣言。観客を驚かせる圧倒的な破壊描写と、危機に立ち向かう人々のドラマ、そして自分の映画が大好きなデブリン監督がメガホンをとった『ジオストーム』ではどんな危機が描かれるのか? 公開が楽しみだ。
ディーン・デブリンが選ぶ“必見ディザスター映画”
『ポセイドン・アドベンチャー』
『大地震』
『タワーリング・インフェルノ』
『インデペンデンス・デイ』
『デイ・アフター・トゥモロー』
『2012』
『カリフォルニア・ダウン』
『ジオストーム』
1月19日(金) 全国ロードショー